前の10件 | -

菅内閣15閣僚固まる、11閣僚再任へ(読売新聞)

 菅新首相は5日夜、民主党役員・閣僚人事について、官房長官に仙谷由人国家戦略相、党幹事長に枝野幸男行政刷新相、国会対策委員長に樽床伸二衆院環境委員長をそれぞれ充てることを明らかにした。

 党代表選で菅氏に敗れた樽床氏の起用は党内融和を図る狙いがある。選挙対策委員長には安住淳衆院安全保障委員長、幹事長代理には細野豪志副幹事長を起用する。夏の参院選が迫っていることから、新たな入閣は、消費者・少子化相に内定した蓮舫参院議員らにとどめ、11人の閣僚を再任する方向だ。

 玄葉光一郎衆院財務金融委員長、海江田万里選挙対策委員長代理も閣僚か党の要職で起用する方向だ。

 菅氏は5日夜、首相官邸で記者団に対し、仙谷、枝野、樽床3氏の起用を明らかにしたうえで「人事は、官邸の一体性、内閣の一体性、党として全員が参加できる(態勢をつくる)という考え方で進めたい。参院選をしっかり戦える形をとりたい」と語った。

 小沢幹事長に距離を置く枝野氏の起用については「何々外しとは考えていない。選挙の顔としてふさわしい」と強調した。小沢氏に関しては「政治とカネや普天間問題で民主党から支持が離れており、それを巻き返すことも大きな課題だ。受け継ぐものは受け継ぎ、新たにやらなければいけないものは新たにやる」と述べた。自らを本部長とする参院選対策本部を発足させる考えも示した。

 また、枝野氏は5日夜、首相官邸で記者団に、自らの役割について「民主党の政策を有権者に分かりやすく伝えることに持ち味を出したい」と語った。

 菅氏はこれに先立ち、党本部で枝野、仙谷両氏と会い、人事の最終調整を進めた。7日の両院議員総会で党役員を正式に決め、新内閣は8日に発足する。

 閣僚人事では、赤松農相が口蹄疫(こうていえき)被害拡大の責任を取りたいとして再任を否定しており、後任には、山田正彦農水副大臣や筒井信隆衆院農水委員長が浮上している。


 ◆菅内閣・民主党役員に内定した顔ぶれ◆

 (敬称略。〈 〉数字は当選回数。[再]は再任)

 ▼首相 菅直人 63(民主・衆〈10〉東京18区)

 ▼総務[再] 原口一博 50(民主・衆〈5〉佐賀1区)

 ▼法務[再] 千葉景子 62(民主・参〈4〉神奈川)

 ▼外務[再] 岡田克也 56(民主・衆〈7〉三重3区)

 ▼財務 野田佳彦 53(民主・衆〈5〉千葉4区)

 ▼文部科学[再] 川端達夫 65(民主・衆〈8〉滋賀1区)

 ▼厚生労働[再] 長妻昭 49(民主・衆〈4〉東京7区)

 ▼経済産業[再] 直嶋正行 64(民主・参〈3〉比例)

 ▼国土交通[再] 前原誠司 48(民主・衆〈6〉京都2区)

 ▼環境[再] 小沢鋭仁 56(民主・衆〈6〉山梨1区)

 ▼防衛[再] 北沢俊美 72(民主・参〈3〉長野)

 ▼官房 仙谷由人 64(民主・衆〈6〉徳島1区)

 ▼国家公安・拉致問題[再] 中井洽 67(民主・衆〈11〉三重1区)

 ▼金融・郵政改革[再] 亀井静香 73(国民・衆〈11〉広島6区)

 ▼消費者・少子化 蓮舫 42(民主・参〈1〉東京)

 ▼国家戦略 荒井聰 64(民主・衆〈5〉北海道3区)

 ■民主党役員

 ▼幹事長 枝野幸男 46(民主・衆〈6〉埼玉5区)

 ▼国会対策委員長 樽床伸二50

 ▼選挙対策委員長 安住淳48

 ▼幹事長代理   細野豪志38

 ■ポスト調整中 海江田万里

         玄葉光一郎

梅雨まだぁ?農家やきもき、ビアガーデン笑顔 きょう「入梅」(産経新聞)
進次郎氏「とことんやってほしい」…荒井氏事務所費問題(スポーツ報知)
奈良・脇本遺跡 6世紀後半の大型建物跡見つかる(毎日新聞)
弾みで言い過ぎた=「官僚は大ばか」発言を修正―菅首相(時事通信)
偽一万円札使用の男を逮捕 警視庁(産経新聞)

本当にできる?全頭出荷…矛盾だらけの国の対策(読売新聞)

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、発生地から半径10キロ〜20キロ圏の「搬出制限区域」での対策が進んでいない。

 19日に公表された政府の総合対策では、この区域の全家畜を1週間以内に食肉加工して出荷することで、「家畜の空白地帯」を作ることがうたわれていた。だが、区域内には牛の加工場はなく、法律上、区域外には搬出できない。農林水産省では、発生地に近いため閉鎖した加工場を特例として再開させることで対応したいとしている。

 同省によると、この区域には、牛1万6000頭、豚1万5000頭が飼育されている。赤松農相は、ワクチン接種などの対策を示した19日の記者会見で、「対策の一番のポイント」として、この区域を「牛や豚が一頭もいない緩衝地帯にする」と表明していた。

 対策は、〈1〉発生地から半径10キロ圏内の「移動制限区域」では、全頭殺処分を前提にワクチン接種を行う〈2〉その外周の「搬出制限区域」では、すべての牛と豚を1週間以内に食肉加工し、その後、一定期間、新たな畜産を行わないようにする――という内容。

 しかし、実はこの区域内にある加工場は、北部の日向市内にある1か所で、処理できるのは豚だけ。1日の処理頭数は700頭程度で、仮に連日稼働させても、目標の1週間では4900頭しか処理できない。

 南部の宮崎市などからこの工場へ向かう道は、川南(かわみなみ)町など口蹄疫の蔓延(まんえん)地帯を通っており、通り抜けることができない。回り道が大変なこともあって、同県によると、南部地域の農家はほとんど利用していないという。

 牛の食肉加工場は移動制限区域の都農(つの)町に1か所あるが、この加工場は1例目の感染が確認された4月20日に稼働が停止され、再開の時期は未定だ。区域外には、都城市などにも加工場があるが、家畜伝染病予防法上、この区域から家畜を外に出すことはできない。

 搬出制限区域で子牛や母牛を飼う楠瀬功さん(46)は「国の政策は矛盾だらけ」と批判し、「牛の加工場が再開されても、処理能力からみると、地域内の牛をすべて出荷するには1年以上かかる」と話す。

 同農相は「1週間」で出荷を終えたいとしていたが、同省によると、この区域では、牛は1頭も出荷できていないのが現状だ。

 同省では、都農町の加工場を一刻も早く再開させたいとしており、幹部の1人は「現実的には『焼け石に水』かもしれないが、少しでも対象地域から感染の危険を減らしたかった」と話している。

東国原知事「殺処分の49頭まだ生かしている」(読売新聞)
<野ヤギ>被害に即応、無許可で駆除可能に 鹿児島・奄美大島を構造改革特区へ(毎日新聞)
<障害者政策>特別学校を希望制に 改革会議が1次意見書案(毎日新聞)
示談を考慮、裁判員裁判控訴審で初の1審破棄(読売新聞)
<ルフトハンザ>世界最大の旅客機A380導入 W杯独代表特別機に 来月日本へ(毎日新聞)

参院選出馬松田公太 「イケメン経営者」の正体(J-CASTニュース)

 日本タリーズの創業者で「イケメン経営者」として人気のあった松田公太さん(41)が、夏の参院選東京選挙区にみんなの党から出馬することが決まった。「若手経済人」を人選のキーワードにしているみんなの党から白羽の矢が立った形だが、いったい松田さんはどんな人物なのか。

  「タリーズを設立した1998年5月12日から12年たった2010年5月12日、皆さんに重要な報告があります!」

松田さんは12日に日付けが変わってすぐに「Twitter(ツイッター)」でそうつぶやいた。そして同日昼、都庁で記者会見が終わったあと、

  「みんなの党から東京選挙区で出馬します!」

と宣言した。このつぶやきには100を超える応援のリツィート(返事)があった。リツィートしたのは、ホリエモンこと堀江貴文さん、サイバーエージェントの藤田晋社長、みんなの党の浅尾 慶一郎衆議院議員などだ。松田さんは、「ありがとう!頑張ります!」「ありがとうございます。日本のために頑張りましょう!」などと返答した。 

■「食を通じて文化の懸け橋になること」が夢

 日本でのタリーズコーヒーの創業者である松田さんは1968年に母親の実家の宮城県で生まれた。水産会社に勤める父の転勤で幼少期から青年期をアフリカとアメリカで過ごす。筑波大学卒業後の90 年に三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行し営業成績はよかったものの、大銀行の看板を背負っているだけなのではないか、と疑問を持つようになり96年に退行。

 タリーズコーヒーの日本1号店を東京・銀座にオープンしたのは97年夏。手持ちの資金は2000万円で、7000万円の借金を背負ってのスタートとなった。コーヒー店を選んだのは海外での食文化差別を経験したため。当時は刺身や寿司を食べる松田さん親子を現地の人達は気味悪がった。幼い松田さんはそれが納得いかなかった。そして「食を通じて文化の懸け橋になること」に夢を持つようになる。

 コーヒーはそれほど好きではなかったが、アメリカのタリーズコーヒーを飲んで驚き、自分が美味しいと思うタリーズコーヒーを日本に広めたいと考えた。

 01年にナスダック・ジャパン(現・ヘラクレス)に株式を上場。店舗数は06年で300店舗になった。しかし、05年に米タリーズからの商標権取得で財務負担が膨らみ、店舗数を急拡大したこともあり不採算店舗も増えてしまった。そのため06年に伊藤園の傘下に入ることになり、07年にタリーズコーヒージャパン社長を退任した。

■「若者に夢と活躍の場を与えたい」

 みんなの党の渡辺喜美代表は12日の記者会見で松田さんについて、

  「民間経営者の感覚で、一経済の立て直しを一緒にやっていきたい」

 と語った。松田さんは、日本の行く末を考えれば政治を根底から変えなければならない、とし、

  「若者が夢を持ち、様々な分野でどんどん活躍できる、そんな人を増やしたいし応援したい」

と出馬の意図を語った。

  一方、松田さんはホリエモンとも友人で、12日付けのブログで、ホリエモンは、

  「彼のような海外経験豊富で実際に上場企業まで経営していた政治家というのは稀有であり、やっと本気で応援できる政治家候補が出てきたなあという感じである。全力で応援していきたいと思っている」

とエールを送っている。


■関連記事
全裸男性「局部」犬が舐め回す 「メンズエッグ」写真記事を謝罪 : 2010/05/10
電子ブックリーダー「J-CAST BOOKS」の公開記念セミナーを開催 : 2010/05/12
「仕分け」されなくてよかった 文化事業で生まれた奇跡のアルバム : 2010/05/11

民主マニフェストに目立つ矛盾 消費税トーンダウン(産経新聞)
放鳥トキ ひな誕生した可能性 餌を与える仕草(毎日新聞)
<放鳥トキ>秋田に雌1羽飛来…これまでの飛来地で最北(毎日新聞)
旭山動物園、入園者増へ市長自ら“なにわ作戦”(産経新聞)
消費税上げ明記に異論、民主が公約再調整へ(読売新聞)

<普天間問題>鳩山首相「5月末までに五月晴れ」(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は21日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、移設候補地の鹿児島県・徳之島の3町長が官房長官との会談を拒否したことについて、「今は大変厳しい天気かもしれないが、必ず5月末までに五月晴れにしないといけない。そのために全力をあげて今頑張っている最中だ」と述べ、改めて5月末決着を目指す考えを強調した。首相公邸前で記者団に語った。

 首相は「沖縄県民の今日までの大変大きな負担をどうやって和らげることができるか、私も一生懸命考えているので、(国民にも)ご指導願いたい」と県外移設を目指す姿勢も改めて示した。【山田夢留】

【関連ニュース】
普天間移設:徳之島住民「命がけで反対する」
普天間移設:徳之島に政府打診 3町長は会談拒否
普天間:政府が徳之島に移設先初打診 3町長は面会拒否
普天間:徳之島「なかなか厳しいものがある」…北沢防衛相
普天間移設:徳之島2町長、首相来訪しても面会拒否

<朝鮮人遺骨>大戦中徴用の267体を確認 曹洞宗が調査(毎日新聞)
<掘り出しニュース>参院選 県選管のキャッチフレーズ「みんな」取りやめ(毎日新聞)
「官邸は崩壊」=自民・石破氏(時事通信)
加害企業と遺族との関係 JR福知山線脱線事故(産経新聞)
<全国学力テスト>抽出方式への変更も参加率は7割超(毎日新聞)

消費税率引き上げ、民主に要求…知事会特別委(読売新聞)

 全国知事会の政権公約評価特別委員会の古川康委員長(佐賀県知事)らは15日、都内で民主、自民両党の参院選公約について、両党の政策担当者らと個別に意見交換した。

 知事会側は民主党に対し、消費税率を引き上げ、地方の安定財源となる地方消費税を拡充することを公約に盛り込むよう要求。同党の地域主権・規制改革研究会の玄葉光一郎会長は「鳩山内閣は(衆院議員の)任期中、消費税率は上げないと約束している。次の衆院選で税制抜本改革を掲げて戦う」と述べ、参院選公約では消費税は取り上げない意向を示した。

 永住外国人への地方選挙権付与法案については、民主党が昨年の衆院選政権公約で触れていないことを踏まえ、知事会側が「考え方を公約で示してから、問うべきだ」と注文したが、民主党側は回答しなかった。

 一方、自民党の石破政調会長は、「カネをばらまいても経済は成長しない。成長の原動力として地域をとらえ、具体的な施策を展開したい」と訴え、同党への支持を求めた。

<亀井郵政担当相>「郵政改革法」の閣議決定、4月末以降に(毎日新聞)
「キセル」2年半 車掌を懲戒解雇(産経新聞)
山崎さん、物資搬送ほぼ終了=コンテナ収納へ−2度目の「目覚まし曲」(時事通信)
【新・関西笑談】さらば火の玉流(1)将棋棋士九段 有吉道夫さん(産経新聞)
JR北海道 特急展望室を廃止 衝突事故受け(毎日新聞)

NHK受信料不払い、今夏にも強制執行へ(読売新聞)

 NHKが受信料支払いの法的督促を行った後も不払いを続けている世帯・事業所に対し、今夏にも初の強制執行を行う方針を固めたことが、15日わかった。

 対象は3月末現在で76件に上るが、話し合いを続けながら数件ずつ着手していく。

 相次ぐ不祥事の発覚により、NHK受信料の支払い拒否・保留者は2005年11月末、ピークの128万件に達した。このため、NHKは06年11月、東京都内の33世帯について、東京簡裁に支払い督促の申し立てを行い、初の法的督促に踏み切った。その後、再三の支払い要求に応じないなど悪質なケースを中心に、法的督促は全国に拡大し、今年3月末現在で総数は841件に上る。このうち506件は支払いに応じ、162件が異議を申し立てた。

 督促を受けた場合、送達日から2週間以内に異議申し立てがなければ仮執行宣言がされ、さらに2週間以内に異議申し立てがなければ、確定判決と同一の効力を持つ。その段階まで進んだケースは100件あり、うち24件は分割払いに合意。残る76件が強制執行の対象となり、財産の差し押さえが可能となった。

 ただ、NHK営業局は「話し合いで支払ってもらえるよう説得するのが本来のあり方」として、慎重に手続きを進めていく。

 ◆強制執行=民事裁判の判決などで請求権を認められた債権者の申し立てにより、支払いに応じない債務者の不動産や所有物(動産)を差し押さえ、売却し、債権者への支払いに充てる手続き。民事執行法に詳細が定められている。

<火災>放火か 東京・足立2人死傷(毎日新聞)
薬害エイズ訴訟、和解勧告を製薬企業側が拒否 大阪地裁(産経新聞)
ビール類出荷、過去最低 1〜3月(産経新聞)
舛添氏に厳しい処分を=自民全議員懇で続出(時事通信)
仕分け第二弾 民間仕分け人31人を内定 外人は除外(産経新聞)

アトムと一緒に入学式(産経新聞)

 新宿区高田馬場出身の鉄腕アトムが6日、区立戸塚第3小学校で行われた新宿区特別児童任命式に出席、区の特別児童に任命された。

 アトムは2003年4月7日生まれの設定で、新1年生と同学年。戸塚第3小の入学式が終わった後、全校児童に「アトムく〜ん」と呼ばれて会場の体育館に入場。中山弘子区長が「新宿区の小学校にようこそ。たくさん友達をつくって一緒に学びましょう」と激励し、任命書を手渡した。

 アトムは式典終了後、児童とハイタッチや握手をして交流。新1年生の教室も訪れ、緊張しながら担任の話を聞く姿を見守った。

 区教育政策課によると、アトムの特別児童任命は戸塚第3小が高田馬場地域にあることからPTAが発案。手塚プロダクションの協力で実現した。

 今後、アトムは区内の学校や区の行事に参加して児童と一緒に学んでいく予定だという。

【関連記事】
良知真次、アトムの髪形じゃなく「安心」
シャキーン!小栗アトム愛も“10万歯力”?
アトムが救う近未来 IRTで逆境を乗り越えろ
ロッカー内田裕也、ディズニーアニメ好き? 思わぬ野望も披露
日仏合作アニメ「よなよなペンギン」 誕生秘話 りんたろう監督に聞く

7年前の日航機のへこみ、「勝手に修理」と判明(読売新聞)
自民党崩壊の始まり?保守再生へ大胆な提案(産経新聞)
<名張毒ぶどう酒事件>再審の可能性も…最高裁が差し戻し(毎日新聞)
<核兵器廃絶>プラハ演説から1年 被爆者、決意新たに(毎日新聞)
<マンガロード>石ノ森キャラ、新たに11体 サイボーグ全員そろう 宮城・石巻(毎日新聞)

シー・シェパード元船長 傷害罪でも立件へ 東京地検(産経新聞)

 環境保護を標榜する米団体「シー・シェパード(SS)」のメンバーが日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に不法侵入した事件で、東京地検が、SS抗議船「アディ・ギル号」の船長、ピーター・ジェームス・ベスーン容疑者(44)=ニュージーランド国籍、艦船侵入容疑で逮捕=を傷害や威力業務妨害罪などでも立件する方針を固めたことが31日、関係者の話で分かった。地検は艦船侵入罪の勾留期限の4月2日、傷害罪なども合わせてベスーン容疑者を起訴するとみられる。

 SSは日本の調査捕鯨船に対し、さまざまな妨害行為を繰り返してきたが、地検が艦船侵入罪だけでなく傷害と威力業務妨害罪も起訴することで、SSの目的である妨害行為自体が公判で裁かれることになる。

 ベスーン容疑者は日本時間の2月15日午前9時ごろ、南極海で調査捕鯨活動中の第2昭南丸に水上バイクで接近、防護用ネットをナイフで切り、不法に船内に立ち入ったとして、3月12日、東京海上保安部に艦船侵入容疑で逮捕された。

 アディ・ギル号は1月6日、南極海で第2昭南丸と衝突した際に大破しており、ベスーン容疑者は第2昭南丸に約3億円の損害賠償を請求する書簡を手渡したという。

 一方、日本時間の2月11日には、SSの別の抗議船が第2昭南丸に皮膚を刺激する酪酸入りの瓶を投げつけ、乗組員3人がけがを負う事件が発生した。

 関係者によると、ベスーン容疑者はこの抗議船に乗っており、海保などの調べに対し「自分がやった」などとこの妨害行為への関与を認めたという。このため、海保や地検は傷害や威力業務妨害容疑などでの立件も視野に捜査。第2昭南丸の被害状況や、妨害行為を撮影した映像の解析などを進めた結果、ベスーン容疑者が妨害行為に関与したと判断した。

 SS側は「けがを負わせるためではない」と主張してきたが、日本の法律上、傷害目的でなくても物理的に人体に大きな被害を与える行為であることが立証されれば、不法な「有形力の行使」とみなされ傷害罪や暴行罪が成立する。地検は「狙って投げなければ当たらない」として傷害罪が成立すると断定した。

【関連記事】
「最後まで戦え」とSS・ベスーン容疑者の父
日本船侵入を他のSSメンバーが手助け 共犯の疑いで捜査
Sシェパード元船長、ブーツにナイフ隠し持つ
「船長を逮捕するため侵入した」、SSのベスーン容疑者が供述
「日本の法的プロセスに介入できない」NZ首相 シー・シェパード逮捕

奇祭「強飯式」 日光市・輪王寺三仏堂(産経新聞)
<ロールケーキ>ロールケーキ「お役所仕事」、17日発売 鳥取県伯耆町(毎日新聞)
参院選公約「財源優先を」=民主研究会で相次ぐ(時事通信)
<天候>3月の降水量、東日本太平洋側で最大値更新…気象庁(毎日新聞)
【from Editor】邦夫さんたち、違うだろう(産経新聞)

<将棋>久保棋王が初防衛 3勝2敗(毎日新聞)

 将棋の第35期棋王戦五番勝負の第5局が30日、大阪・関西将棋会館で行われ、190手で久保利明棋王(34)が挑戦者の佐藤康光九段(40)を降し、3勝2敗で初防衛した。

 久保は17日、羽生善治名人(39)から王将位を奪取。その時点で棋王戦は1勝2敗だったが、2連勝して逆転し、2冠の立場を守った。前期、久保に棋王位を奪われた佐藤は、今期もフルセットの熱戦の末に敗退した。

【関連ニュース】
学生将棋選手権:早稲田大Aが優勝…団体戦
ひと:久保利明さん 王将を獲得、2冠制覇の棋士に
将棋:久保新王将、喜び実感…激戦から一夜明け
将棋:王将戦 久保棋王“5度目の正直”の勝利
将棋:久保棋王 羽生王将破り王将奪取 王将戦第6局

「処理追いつかず」申請書放置、茨城県係長停職(読売新聞)
やせ細る兵士 北朝鮮の現実 9日、都内で写真展(産経新聞)
「弘道会特別対策室」を設置=幹部摘発、資金源根絶狙う−愛知県警(時事通信)
「まず理由から」裁判長の言葉に小刻みに頭を震わせる小泉被告(産経新聞)
首相、熊田議員側への200万円「事実ない」(産経新聞)

<東京地裁判決>酔わせ強盗致死 74歳の女に無期(毎日新聞)

 東京・歌舞伎町のスナックで客を泥酔させ、キャッシュカードを奪い路上に放置して死なせたとして、強盗致死罪などに問われたスナック経営、小川美津子被告(74)に対し、東京地裁は29日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。佐藤晋一郎裁判長は「2年半にわたり昏睡(こんすい)強盗を繰り返した組織的、常習的犯行の一環で強い非難に値する」と述べた。

 共謀したとして同罪に問われた従業員、青山喜美子被告(75)には懲役22年(求刑・懲役30年)、無職、高橋永佳被告(25)には同18年(同・懲役25年)を言い渡した。被告側は放置と死亡の因果関係を争ったが退けた。

 判決によると、3被告は09年2月21日未明、来店した男性(当時50歳)に高濃度のウオツカを混ぜた焼酎のウーロン茶割りを飲ませて昏睡状態に陥らせ、現金10万円とキャッシュカードなどを奪い路上に放置、急性アルコール中毒で死亡させた。【伊藤直孝】

【関連ニュース】
佐賀大:ラグビー部1年男子、一気飲み死亡 「強要ない」
一気飲み:佐賀大生が死亡 ラグビー部の卒業生送る会で 1年男子「強要ない」

<ホームレス>1万3124人で前年比2635人の減少(毎日新聞)
<京都大>卒業式、今年も仮装登場…でも少なめ(毎日新聞)
【科学】注目される粘菌の高度な「知性」(産経新聞)
北への送金「全面停止を」=拉致家族会など訴え(時事通信)
火災警報器設置忘れていませんか? 電池交換や点検簡単…単独型が人気(産経新聞)
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。